アメリカ電子渡航認証システム(ESTA)
『アメリカ電子渡航認証システム(ESTA)』の登録が、09年から義務付けられています。
『ESTA』に登録していない人(認証拒否された人も)は、チケットを持っていてもアメリカへ行く航空機に乗ることすらできません(航空会社がチケットを搭乗券に交換する際に端末で確認できるようになります)。
登録はWEBのみとなっています。日本語版もありますから、早めに登録しておきましょう(搭乗の72時間前まで受付)。
https://esta.cbp.dhs.gov/ (アメリカ政府の登録ページ)
で「日本語」をクリックすると日本語画面に変わります。
詳しくは「ヘルプ」に解説がありますからよく読んでから登録しましょう。 日本語画面でも入力は英語(半角ローマ字)ですからご注意。
登録完了画面の申請番号をひかえておきましょう。
≫≫ ESTA認証の申請方法 (詳細)
ハワイでの入国審査・税関
ハワイへの食品持込みと申告
ハワイへの持ち込み禁止食品の持ち込み(不申告)は、一個につき$500の
制裁金が科されますので注意が必要です。
次の食品は米国内への持込みが禁止されています。
動物の肉、乳製品、 卵製品
肉のエキス(カップ麺など)や加工品でも持込み不可です。
ふりかけのノリタマ(卵製品)すら没収です。
魚肉・魚卵は禁止されていません。
粉ミルクのみ例外的に持込みが認められています。
(未開封に限ります。)
野菜、果物
検疫証明書のついたもの以外持ち込めません。
米、漬け物、缶詰(未開封)など加工されたものはよいようです。
上記以外でも、食品を持っていたとき(あめ1つでも)は関税申告書の
「持込みあり」にチェックマークを入れておきます。
申告さえしていれば、たとえ持ち込み禁止品を没収されることがあっても、
$500という高額の制裁金は払わなくてもいいのですから。
申告の方法は、関税申告書に『食品持込みあり』にチェックマークを
入れて提出し、係官に訊かれたら何々を持っていると答えるだけです。
何も訊かれないで通ってしまうことのほうが実は多いですけれど。
( 掲示板に、持込みに成功したと書く人がいますが、そんなギャンブルは
まったく割に合いません。
アメリカは、違反そのものよりも虚偽(うそつき)行為を厳正に対処します。
次回以降の入国審査に覚悟が必要になるでしょう。)
検疫官は、ラベル(日本語)を読んで持ち込めるかどうかを判断しています。
ラベルが貼られていない物で検疫官の知識のない物は、たとえ禁止品が
入っていなくてもすべて没収になるそうです。判断のしようがないからです
(米、味噌など検疫官の知識にある物はラベルがなくても大丈夫です)。
検疫犬が、臭いをかいで周っています。青果類への反応が強いようです。
(成田空港にも麻薬犬に加えて検疫犬が登場しました。帰国時も注意)
また勘違いされている人も多いのですが、持込み禁止食品は、アメリカ国内
への持込みの禁止ですので飛行機の中までは大丈夫なんです。
お子さんの機内での食事に、肉を使ったものを持っていっても問題ありません。
ただし、残りは必ず飛行機内で処分することが必要です。持っていることを
忘れて検疫審査を受けることのない様に十分注意してください。
$500は、悪夢です。
また、機内食で出された果物など持ち込み禁止品をいつのまにか手荷物に
入れていたなんてことのない様にしましょう。
☆☆☆ 国交省から「国際線航空機内への液体物持込制限」に関して
新ルールが発表されました。
≫≫≫ 『国際線航空機内への液体物持込制限について』
女性の入国審査
独身女性の長期間の一人旅(とくにオープンチケット)は入国審査でいろいろ質問をされます(ときには別室です)。結婚目的で入国して
アメリカのグリーンカード(永住権)を手に入れようとする人をチェックするためと
聞いています。
きちんと旅行の目的を説明できるように(できれば英語で)しておく必要が
あります。ただし、労働や定住を連想させるようなことは言わないほうが無難
です。
場合によっては英会話学校というのもひっかかるようです。あくまで観光が
メインで必ず出国するという印象を与えなくてはなりません。
妊婦さんもいろいろと聞かれます。ハワイで出産して子供をアメリカ国籍に
しようとする人を拒否するためです。子供を利用して自分の永住権を手に
入れようとする人がいるからです。
帰国日が出産予定日より前であることなどを説明する必要があります。
※ 一度入国拒否されると10年間のアメリカ入国禁止や生涯にわたり
ビザ免除を受けられないなどの処分を受けます。
ハワイはもちろん、グアム、サイパンにも行けなくなります。
※ ツアーの場合は、審査は比較的緩やかなので、ツアーバッチを付け
ツアーの書類や航空券などをさりげなくパスポートに挟んで出しましょう。
スーツケースの鍵をかけないで
米国運輸保安局は、米国内全ての空港において、全てのお客様のチェック
イン・バゲージ(受託手荷物)を検査すると発表しています。
この検査ではスーツケースなどを開披して調べるので、もし鍵をかけていると
鍵を破壊することになります。これに関しては何らの補償もされません。
海外旅行保険付きの年会費無料カードで 治療費 計1,500万円補償
私たちが考えなければならないことは、スーツケースバンドを使ったりして、輸送途中に開いてしまわないようにすること(と貴重品を入れないこと)です。
あまり面倒なことをすると検査官は元に戻してくれません。
なお最近発売されたTSA(米国運輸保安局)公認の鍵であれば施錠しても大丈夫です(検査官だけに配布されるマスタキーですべて開けられるからです)。
参考; ANA 米国出入国時の手荷物の取扱いについて
ハワイで得するでは
ホノルル空港からの交通ほか
ハワイのフリーペーパーほか
こどもと一緒にハワイ
こどもと飛行機ほか
サマースクールほか
ドレスコードほか
ハワイの緊急連絡先ほか
を紹介しています。
ハワイの風 〜Ka Makani O Hawai'i〜
ハワイの風 〜Ka Makani O Hawai'i〜
というブログを書いておりますのでお楽しみいただければうれしいです。
食事やハワイ土産そしてエリアガイドなど話題もいっぱいです。