旅行業者の選び方
2005年末、また悲しい事件が発生しました。
「トラベル遊」という旅行業者が代金を持ち逃げしたようです。
(2006年2月末破産決定がありました。
被害者は1198人、被害総額は1億5967万円。)
ここでは、旅行業者の選び方を考えてみます。
旅行業には、第1種旅行業から旅行業代理店業まで4種類あります。
消費者から見る違いは、業者の納める基本供託金の額と補償規定を含む非常に厳しい「主催旅行約款」の適用を受けるかどうかに生じます。
やはり第1種が最も安心ですが絶対ではありません。
また日本旅行業協会正会員であっても安心はできないことは以前から指摘されたものです。
そこで、こうしたラベルに頼らず、個別に安心な業者かどうかを判断するしかありません。
「トラベル遊」のような計画的事案もあり、消費者が防衛するのはなかなか難しいですが、以下の点を参考にしてみてください。
旅行業法に規定されている掲示事項のなかでも、
各種手数料の明示、契約取消料金の明示
旅行業登録票 という表題で
登録番号
登録年月日
登録の有効期間
氏名又は名称
営業所の名称 ・住所・電話番号・FAX番号・電子メールアドレス
旅行業務取扱主任者氏名
受託取扱主催旅行業者名
のすべてが記載されているかを確認してください。
記載されていない場合は
何か「都合が悪いことがあるから記載できない」と判断しても良いでしょう。
また、お客様相談窓口を設置し連絡先を明記すること。とされているのでこの記載の有無もチェックしてください。(これらは最低条件です。)
またウェブサイトを見て、最終更新日がいつになっているか(日付だけでなく内容も)を確認してください。航空券価格などは常に変動しているので、当然のことながら頻繁に更新する必要があるはずです。
「トラベル遊」の場合12月末時点で2ヶ月以上更新がされていませんでした。
さらには、旅行関連掲示板などで評判を検索してみること、
および一度電話をしてみることです。
WEB上だけで契約をすましてしまうのではなく、一度電話をしてどんな対応をするかでも多少なりともその業者の質が分かると思います。
航空券の手配で得する では
ハワイの風 〜Ka Makani O Hawai'i〜
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